歯科での新型コロナウイルス感染の実情は?

歯科治療を受けたいけれど、歯科医院に行くと新型コロナウイルスに感染するリスクがありそうで…と心配に思われる方がいらっしゃるかもしれません。

果たしてそのようなリスクはあるのでしょうか？

当院では歯科受診による新型コロナウイルス感染の心配はほぼ無いものと考えます。

以下で詳しくご説明させていただきます。

歯科治療が原因の新型コロナウイルス感染の報告はゼロ

今のところ、歯科治療が原因とされる新型コロナウイルス感染の報告はありません。

2020年4月30日時点、日本歯科医師会からも「今日まで歯科治療を通じて患者の中での新型コロナウイルスの感染は1件もない」との発表がされています。

しかしアメリカでは、あらゆる職業のうちでも歯科医療従事者が新型コロナウイルスに感染するリスクが高いと考えられるという報告がありました。

歯科治療における人と人との距離や、歯を削ったときなどには切削飛沫が生じるという歯科治療の性質上からすると確かにそれはあり得るでしょう。

しかし、それにも関わらず、歯科治療を原因とする新型コロナウイルス感染は起こっていません。

これは何故でしょうか。

歯科受診による感染リスクは極めて低い理由

歯科受診による新型コロナウイルス感染のリスクは極めて低いと言えます。これは、歯科医院では当たり前のこととして行われている様々な感染予防対策によるところが大きいと言えるでしょう。

歯科医院というのは、もちろん各院により多少の程度の差はあれど、院内感染を起こさないために常日頃から徹底的な対策が行われているところです。

そのために、歯科医院としての通常の感染予防対策を行っている歯科医院では、スタッフや患者様同士などの人から人への院内感染が起こる可能性が極めて低いと言えるのです。

当院における通常時の院内感染予防への取り組み

当院では開院当初から変わらず、以下の徹底した院内感染予防への取り組みを行っております。

1. 治療器具は滅菌・消毒を徹底、患者様ごとに交換
2. タービンの洗浄・滅菌を徹底、患者様ごとに交換
3. 手袋・エプロン・コップなどはディスポーサブル（使い捨て）のものを使用、患者様ごとに交換

当院の徹底した新型コロナウイルス感染予防への取り組み

当院では新型コロナウイルス感染予防の観点から、上記の通常時の院内感染予防への取り組みに加えて、更なる院内感染予防対策を導入・徹底させております。

徹底した感染予防対策で感染リスクを最小限に

当院では可能な限りの感染予防対策で新型コロナウイルス感染のリスクを最小限に抑えて、地域の皆様のお口の健康を守っていきたく考えております。

受診に際して疑問や不安に思われることなどがございましたら、どうぞお気軽にお尋ねいただき、是非とも安心して来院していただければと思います。