小児歯科専門医とは?

日本小児歯科学会専門医
▲日本小児歯科学会専門医

小児歯科専門医は、専門医資格団体を持つ各学会が、一定の基準以上の高度な専門知識と治療技術を持っていると認定した歯科医師に与える資格のことです。一定の基準以上の経験と高度な小児の専門知識と治療技術を持っている小児歯科医に対して日本小児歯科学会が認定した資格です。

この試験を受けるためには学会に入会してから5年以上治療に携わっていることや、規定の講習会の参加、主治医として担当した治療内容報告などが必要となります。認定の更新も一定時期に決められています。この資格の認定は今後さらに審査が厳しくなると言われています。

「小児歯科」という標榜(看板やパンフレット、ホームページ等に記載すること)は、特に標榜するための許可や決まりはなく、どんな歯科医院でも掲げることが出来てしまいます。診療科目の中に「小児歯科」という文字があるから子どもも診てもらえるかもしれませんが、小児歯科専門医と一般歯科医では、子どもの歯科治療に対しての技術や診断力に差があります。

小児歯科専門医って何人くらいいるんですか?

2009年現在、全国に歯科医師が約10万人いる中で、小児歯科専門医は約1200人(1%)です。高度な小児歯科に関する専門的知識並びに治療技術を有する歯科医師で、この資格は厚生労働省の認可を受けています。

これは全国の歯医者の1%、専門医1161名(2014年現在)と割合としては少なく、専門的な小児歯科治療を受けられる歯科医院は全国でもごく一部に限られています。

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専門的な総合的知識

単に虫歯を治すだけなら大人も子どもも治療に大きな差はないかもしれません。しかし子どもの虫歯の数が30年前に比べて約半分に減少している今、小児歯科は治療だけでなく予防という役割を求められるようになりました。

また、虫歯が減っている一方で、歯並びや咬み合わせに問題がある子どもが増えてきています。つまり、 小児歯科には予防や歯並び、咬み合わせといった専門的な知識が必要 とされています。

気持ちを理解する技術

子どもの歯科治療

小児歯科の専門技術はいろいろありますが、
その一つに「子どもの気持ちを理解する技術」があります。

  • 子どもの生活環境の背景を見る
  • 子どもに理解できる言葉を使う
  • 子どもの目線に合わせて話す
  • 目の前で歯ブラシやバキュームを事前に見せる
  • 嘘をつかずにその通りの治療を行う

…などです。治療を頑張った子は褒めてご褒美をあげる等、小児歯科専門医だからこそできる治療があります。

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小児歯科学会認定の歯科衛生士

小児歯科学会認定歯科衛生士
▲小児歯科学会認定歯科衛生士

さらにスタッフ1名は「小児歯科学会認定歯科衛生士」の資格を取得しております。小児歯科学会認定衛生士とは、日本小児歯科学会から、有能な技術と経験を評価され認定を受けた歯科衛生士のことです。

現在、日本国内に107名、東京都内に5名の小児歯科学会認定歯科衛生士がいます(2014年3月現在)。もちろん小児歯科専門医が在籍するクリニックとして 全員がお子さまの対応に慣れております のでぜひお子さんの治療はお任せいただければと思います。

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当院の子どもの治療に対する考え方

生活環境や発達を見据えた治療

アニメ
▲診療室でアニメを楽しむ子ども

ご理解いただきたいのが、子どもは大人のミニチュア版ではないということです。遺伝、生活環境などにより、あごの発達や歯の大きさ歯並びなど、成長による変化の仕方は実に十人十色です。将来の姿を見据えてトータルで見ていくことを第一に考え、その子にとって一番適した予防や治療を進めることが大切です。

桜堤あみの歯科では、怖い、痛い思いをさせない治療をすることで、お子さんの口の中をきちんと管理できる立場になれることを目指して来ました。つらいだけの治療はいたしません。安心して通える歯科医院として、リラックスできる雰囲気作りと温かい対応を心がけてきました。

その成果もあり、今ではたくさんのお子さんが笑顔で通える歯科医院になることができたのだと思っております。待合室には小さなお子さんも安心してお待ちいただけるキッズスペースも用意しています。お子さんのお口のことでご心配がありましたら、是非お気軽にご相談ください。

小児期からの虫歯予防

家族で歯磨き
▲パパ・ママの役割とは?

私たちの子どもの頃は虫歯がとても多く、私自身もその例外ではありませんでした。虫歯の痛みに悩まされ、治療も苦痛で耐えられなかったことを大人になった今でも覚えています。

そんな子ども時代の私自身の辛い経験から「どうにか子どもたちに痛い思いをさせず、健康に過ごすことができないか」と考えたのが小児歯科医を志したきっかけです。

ではなぜ子どもの虫歯が多かったのでしょうか?それは子どもに歯磨きをさせる習慣や予防検診という意識が現在よりも薄かったからだと思われます。

家庭の中でお子さんの歯を管理する立場にあるのがお父さん、お母さんです。お仕事や家事で忙しい中、どうすれば少ない負担でお子さんの歯を守れるのか?そういった各ご家庭の悩みにもお答えできる予防方法の提案も同時に行います。

虫歯がなくても歯がはえたら歯医者さんに行きましょう

小さいうちから歯医者は怖いところでないことをお子様に理解してもらえるように桜堤あみの歯科では いろいろな工夫 をしています。
歯科医院が「虫歯が出来てから行く場所」ではなく「虫歯を作らないために行く場所」であることを小さいうちから体験しておくことが、生涯お口の病気で苦労しないための大切な教育の一つであると考えています。

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ご予約・お問合せ

初めての方でもお気軽にお問合せ・ご相談下さい
0422-37-0777

10:00-13:00 / 14:30-19:00(土曜17時まで) 休診:日曜・祝

診療時間
土曜14:30-17:00

〒180-0021 東京都武蔵野市桜堤1-8-3

JR中央線 武蔵境駅 北口より徒歩約15分

JR中央線 武蔵境駅 バスで約5分。
小田急バス(境21) 団地中央(桜堤団地)下車。

お車の方は1台分のみ駐車スペースを
ご用意しております(自費診療のみ)。